幼少期から疲れ易く弱い体質で、10年位前から体調を崩し、様々な不調に苦しんで来ました。
昨年、副腎機能低下症候群と診断され、今年に入って受けた遺伝子検査で、肝臓の代謝酵素に先天的な問題が複数ある事が判明。
肝機能の低下が内分泌系機能（生殖・副腎・視床下部・自律神経）の低下も招き、結果、全身症状をもたらして行った模様。
色々なサプリメントの摂取が必要なのだけど、ベースになるマルチビタミン&マルチミネラルは、配合バランスや価格等を鑑み、妊娠はしてないけど、健常者よりも多くの栄養素が必要なので、ひとまずこちらにしてみました（Aliveは全米シェアNo.1みたいですが、そちらのシリーズは、ちょっと自分の望む配合バランスではなかった）。
まず、ボトルがデカいです。日本で売ってる牛乳500mlの紙パックと、ほぼ同じ位の大きさです（蓋を含めた高さも）。
この製品は、ビタミンＣが、通常のアスコルビン酸と比べ、アルカリ性質のカルシウムと結合した酸性度の弱い、中性寄りのcalcium ascorbateなので、それで胃に優しいと云う謳い文句なのだと思われます（余談ですが、亜鉛、銅、ボロンがキレート加工されてる点も、地味にポイント高いです）。
本当は、合成されたビタミン類よりも、果物や野菜を丸ごと使用したWholeタイプの方が、体に良さそうに思います。合成されたビタミン類には含まれない、バイオフラボノイド類（ビタミンP）やポリフェノール等、所謂、必須栄養素ではないファイトケミカル達が、ビタミン類の働きを補助したり、それ自体が体に良い働きをするので。
でも、New ChapterさんやMega FoodさんのWholeタイプのMVMは、コストが掛かってるから仕方ないとは云え、値段が高過ぎて、自分にはとても手が出せませんし（只でさえ円安なのに）、大体、WholeタイプのMVMは、ミネラル類が自分の希望値に届かないのです。
欲を言えば、ビタミンAは100％ベータカロチンの方がいいし、天然ビタミンＥだってアルファ・トコフェノールだけでなく、ベータ・トコフェノールやトコトリエノールも含まれる混合型・フルスペクトラムの方がいいし、葉酸もFolic AcidではなくFolateの方がいいし、カルシウムとマグネシウムの比率や、胴と亜鉛の比率も気になるし（ちなみに、鉄分は個別に摂取した方が良いみたいですが、自分はそこまでのこだわりはありません）。
でも、こう云った製品は一時的に摂取すれば良い物ではなく、継続出来ないと意味がないし、他のサプリメントも購入する必要がある自分の場合、ある程度の価格帯に納めないといけなくて。
で、こちらを、昼食後と夕食後に1カプセルずつで、半年ばかり過ごし、数ヶ月、別メーカーの物に変え、再びこちらに戻って来ました。
結論から言うと、別メーカー（Enzymatic Therapy）の物の方が、体感が良かったです。
勿論、どちらの場合も劇的な変化はありません（そう云うサプリメントではないし）。
衰えた基礎体力を緩やかに底上げしてくれるだけなんですが、その底上げ感が、Enzymatic Therapyの方が上でした。
普段、アメリカ製のサプリメントを摂る時は、体格差を考慮して推奨の1/2～2/3の量を服むようにしてるのですが、こちらはそのマイルールの倍（つまり規定通り）服んで、やっと体感が上がるレベルです。
自分の体質や状態に必要な含有量が足りないのか、吸収率が宜しくないのかと思います。
では何故、Enzymatic Therapyのをリピートしなかったかって、そちらはタブレットタイプで、大きさ・味・匂い・材質、どれをとっても服みにくくて仕方なかったからです。
こちらはカプセルタイプで服み易い点は良かったですし、Nature’s Wayの、リーズナブルで高品質なハーブ類に対する信頼感も揺らぎませんが、次はAmerican HealthのMVMを買ってみます。
