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症状

視界を改善するサプリメント15選

3月 15 2018

執筆者:エリック・マドリード医学博士

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私たちが持つ五感のうち、視覚は最も大事にされています。目の健康は、健康全般を考える上で非常に重要な要素です。健康な目は、物の見え方だけでなく、環境や周囲の人たちに対する感情にも影響します。「目は心の鏡」という言葉があります。私もこれに同意しますが、さらに「目は、心臓の健康、脳の健康、そして幸福度を含め、健康全般の鏡」であるということを提起したいと思います。

他の多くの器官と同じように、目の健康は生活習慣、食生活、運動の影響を受けます。既知の目の病気や障害は、多くの場合、検眼医や眼科医などの目の専門家が処置することが可能です。

きちんと栄養を摂ることは、さまざまな目の病気を予防する上で極めて重要な役割を果たします。フルーツや野菜は高い抗酸化作用を持つため、幅広く摂取することが重要です。以下のような目の症状に対しては、賢明な食生活を維持し、科学的裏付けもある栄養素を摂取するのが効果的です。

  • 加齢黄斑変性
  • 緑内障
  • 白内障
  • ドライアイ

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性は、網膜の中心が劣化することで起こる病気です。時間の経過とともに、視力の低下を引き起こします。多くの研究により、加齢黄斑変性を予防するには、抗酸化物質ミネラルビタミンを豊富に含む健康的な食生活が重要であることが示されています。

2005年に実施されたある研究では、ジャンクフードや加工食品(炎症性の食品)は加齢黄斑変性の発症と関連性があることが報告されています。基本的に、加齢黄斑変性は目の炎症と損傷の結果として発生します。別の研究では、コレストロールと肉の多い食生活が、目の病気の疾患リスクの上昇と関係があると主張されています。

カロテノイドは、赤、黄、橙色の食べ物のグループのことで、人間の体内で天然の抗酸化物質として機能します。カロテノイドの中で人気があるのは、ベータカロチンです。ニンジンやかぼちゃが橙色に見えるのはベータカロチンのおかげで、健康な目を維持するのに有効であることが知られています。 

ベータカロチンが持つ天然の抗酸化作用を利用するには、最初に体内でビタミンAに変換させられる必要があるという点は重要です。ビタミンAのサプリメントは、特に妊婦や喫煙者の場合、必ず医師の指示の下に摂取しなければなりません。 

ルテインゼアキサンチンは、目の健康に関係する一般的なカロテノイドです。数多くの研究により、食事を通して消費した場合、またはサプリメントとして摂取した場合に、加齢黄斑変性の進行防止に役立つことが示されています。ケールやほうれん草などの緑の葉物野菜には、ルテインとゼアキサンチンが豊富に含まれています。これらの野菜を食事の中で日常的に取れていない場合は、サプリメントの利用を検討する必要があります。摂取量の目安:ラベルの指示に従います。 

亜鉛は、人間の網膜中に豊富に存在するミネラルで、その抗酸化作用が、網膜の機能にとって不可欠な酵素の反応を可能にします。体の他の器官と比べて、目には亜鉛が高濃度で存在しています。 

2013年にOphthalmology 誌に発表された研究では、中期の加齢黄斑変性患者に対して、5年間以上にわたり、亜鉛ビタミンCビタミンEベータカロチンを組み合わせたサプリメントが与えられました。研究者らは、サプリメントが加齢黄斑変性の進行を遅らせることを発見しました。 

さらに、ある研究では、目の中の亜鉛が不足すると、夜間視力低下の原因になる可能性があると主張されています。亜鉛の含有量が高い食べ物としては、肉、鶏肉、豆類ナッツ類、魚介類が挙げられます。亜鉛は、マルチビタミンの一部としても、サプリメントとしても摂取することが可能です。摂取量の目安:ラベルの指示に従います。 

ビタミンC (アスコルビン酸)もまた、網膜全体に存在しており、研究によれば、血液中のビタミンC濃度が低い場合、加齢黄斑変性と白内障の形成リスクが高まることが示されています。Diseases誌に発表された2017年のある研究では、ビタミンCに関する調査が行われ、ビタミンCの多い食事をした場合、加齢黄斑変性をはじめとするさまざまな目の病気の発症リスクが大幅に低減することが明らかになりました。摂取量の目安:1日500~2,000mg。 

ビルベリーは植物栄養素で、視力と網膜への血液供給を助けるフラボノイドも含まれています。フラボノイドは、ベリー類、緑茶チョコレート、赤ワイン、かんきつ類の中にも自然に含まれています。ビルベリーはサプリメントとして摂取することも可能です。摂取量の目安:ラベルの指示に従います 。

その他、有効性が期待されるサプリメントとして、イチョウN-アセチルシステインメラトニンなどが挙げられます。

緑内障

年齢を重ねると、目の中に「圧力」が蓄積することで、目と脳をつなぐ視神経が損傷を受ける可能性があり、これは緑内障として知られています。緑内障が進行した場合、最初に周辺視野を失う可能性があり、治療せずに放置した場合、失明につながることもあります。全米検眼協会(American Optometric Association)によれば、緑内障はアメリカにおける失明の原因の第2位になっています。 

通常、緑内障の一般的な治療には、点眼薬の処方や手術が含まれます。統合医療を実践する医師たちも、抗酸化作用、抗炎症作用、神経保護作用を利用して緑内障の予防につなげるために、フラボノイドに目を向けてきました。

抗酸化物質は、緑内障の予防と治療に役立ちます。Acta Ophthalmology誌に発表された2018年の研究では、抗酸化物質が網膜への血流量を増加させ、緑内障患者にとって有益であることが示されました。 

また、2015年に実施された別の研究では、抗酸化物質、具体的にはフラボノイドが、明確に眼圧を下げる効果は確認できなかったものの、緑内障患者の視力改善に有効な可能性があると結論付けられました。 

イチョウは、中国、ドイツ、フランスで、そのフラボノイド化合物に関する広範な研究が行われてきました。複数の研究により、イチョウが視神経への血流を増加させることが裏付けられています。2012年に実施された研究では、イチョウが酸化ストレスを抑制し、目の血流を改善し、緑内障の進行防止に有益であることが明らかになりました。摂取量の目安:ラベルの指示に従います。 

抗酸化物質 

従来、抗酸化物質を多く含む食事を取ることが、目の健康にとって重要かつ有益であることが示されてきました。一般的に、酸化ストレスは、目の病気と老化の主因であるとされています。複数の研究により、抗酸化物質が目の細胞と神経の損傷を予防し、最小化する上で有効であることが証明されています。ビタミンCビタミンEは抗酸化物質であり、有益な可能性があります。2012年に実施されたある研究では、ビタミンAとビタミンCが豊富なフルーツと野菜を消費することで、緑内障の発症リスクを抑えられることが示されています。

ビタミンCは、緑内障の症状である眼圧の上昇を抑える上で、重要な役割を果たします。2017年に実施されたある研究では、血中ビタミンC濃度が低い人は、緑内障のリスクが高まることが示されています。摂取量の目安:1日500~2,000mg。

ビタミンEは、他の適量の抗酸化物質と併せて消費された場合には、有益な効果を持つことが明らかになっています。2002年に実施されたある研究では、1,193人の被験者に対し、4年以上にわたって毎日ビタミンEのサプリメントが与えられましたが、ビタミンEを単独で摂取した場合には、有意な効果は認められませんでした。したがって、目の健康を良好に保つためには、多様なビタミンやミネラルを摂取できるよう、各種のフルーツや野菜を含むバランスのとれた食事をすることが重要です。

白内障

白内障は、目の水晶体が濁ることで、時間をかけて形成されます。治療をせずに放置した場合は、失明につながる可能性があります。科学者たちは、水晶体の酸化が白内障発症の主な原因であると考えています。過度な太陽光への暴露、喫煙、糖尿病、高血圧、ステロイド等を使った特定の薬物治療が白内障発症のリスク因子となります。  

抗酸化物質には、白内障の形成から目を守る効果があります。抗酸化物質を豊富に含むフルーツや野菜の多い食事を取るのが有益です。食事やサプリメントに含まれるハーブやビタミン、ミネラルには抗酸化作用を持つものが多く存在し、目の保護に役立ちます。 

ルテインゼアキサンチンは、目の健康維持に関係する一般的なカロテノイドです。2017年にMolecules誌に発表されたある研究では、ルテインとゼアキサンチンに、視力の改善につながる抗酸化作用とブルーライト吸収作用があることが示されています。これらの抗酸化物質は、水晶体の損傷を防ぐことで白内障を予防することが明らかになりました。Molecules誌は、ルテインを1日6~10mg摂取した場合、白内障手術を受ける可能性が20~50%低下すると報告しています。   

ただし、ほとんどの研究で、ルテインとゼアキサンチンの両方を組み合わせることで、最大の恩恵が得られることが示されています。緑の葉物野菜やフルーツは、ルテインとゼアキサンチンを豊富に含みます。これらの食品を食事中で適切に消費できていない場合は、高品質なサプリメントを摂取する必要があります。摂取量の目安:ラベルの指示に従います。

松樹皮エキス – 松樹皮エキスは元々、北米やアジアの先住民により薬草として利用されていました。J. Kim博士が2017年に実施した動物実験では、松樹皮エキスが白内障の形成を予防する可能性が示されました。摂取量の目安:50~250mgを1日1~2回。  

スピルリナ  スピルリナは、スーパーフードとして多くの人に注目されています。消化の良い栄養補助食品で、藍藻類に属し、錠剤またはパウダーの形で摂取することができます。スピルリナは、科学者がシアノバクテリアと呼ぶタイプの細菌に由来します。2013年と2014年に実施された研究では、スピルリナが白内障の発症予防を助けることが示されています。摂取量の目安:ラベルの指示に従います。

ビタミンC- 細胞の損傷を防ぐ強力な抗酸化物質です。Ophthalmology誌に発表された2014年の研究では、血中ビタミンC濃度が高い人は、白内障になる可能性が低いことが証明されています。別の研究でも、同様の結果が得られています。摂取量の目安:1日500~2,000mg。 

マルチビタミン -  マルチビタミンには、ビタミンEビタミンCなど多様な栄養素が含まれます。Nutrients誌に発表された2014年の研究では、マルチビタミンを摂取した場合、白内障の発症確率が34%低下することが示されました。摂取量の目安:ラベルの指示に従います。 

糖尿病性網膜症

糖尿病の管理を怠った場合、目の損傷を引き起こす可能性があります。医師たちは、この損傷のことを糖尿病性網膜症と呼んでいます。この合併症を治療せずに放置した場合、永久的な視力喪失を引き起こす可能性があります。食事や生活習慣を変えることで2型糖尿病を管理または治療することが、目の健康を維持する上で極めて重要であることは明らかです。 

Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine誌に発表された2012年の研究では、ゴジベリーの有効成分ナガバクコが目の健康に及ぼす影響について調査が行われました。この研究では、ゴジベリーに含まれるこの成分が糖尿病合併症から目を保護する可能性が示されました。研究者らは、失明の原因として一般的な糖尿病による目の損傷を防ぐ上で、この分子は有益な可能性があると結論付けました。  

また、フルーツと野菜を多く含む健康的な食事と定期的な運動も、糖尿病と、非常に多くの糖尿病患者が併発するその他の一般的な合併症を制御する上で重要です。 

ドライアイ

ドライアイ(眼球乾燥症)は、涙の分泌量の減少が原因で起こり、人々が眼科の診察を受ける理由として一般的です。シェーグレン症候群や関節リウマチなどの自己免疫疾患が原因となる場合もあります。糖尿病患者は、ドライアイになるリスクも高まります。症状としては、焼けるような痛み、かゆみ、目の中の異物感などがあります。 

オメガ-3フィッシュオイル- 抗炎症作用のあるオメガ3脂肪酸を摂取することで、ドライアイの症状を改善できることが証拠によって示されています。Ophthalmology誌に発表された2013年の研究では、180mgのEPAと120mのDHAを1日に2回摂取することで、ドライアイの症状が全般的に改善することが示されました。2016年のある研究では、二重盲検プラセボ対照試験により、オメガ3脂肪酸を経口摂取することで、ドライアイの兆候と症状が12週間以上にわたって「大幅に改善」すると結論付けられました。Medical Science Monitor に発表された790人の患者を対象にした2014年の研究でも、同様の効果が示されました。オメガ3脂肪酸は、魚やチアシードに含まれ、オメガ3カプセルやオメガ3液体フィッシュオイルといったサプリメントの形でも利用することができます。摂取量の目安:ラベルの指示に従います。 

1980年に実施された研究によれば、ビタミンCもまたドライアイに有効だと思われます。摂取量の目安:1日1,000mg。 

Medical Hypotheses誌に発表されたある研究によれば、ビタミンB6不足の人のドライアイには、ビタミンB6が有効な可能性があります。 

生活習慣が視力に与える影響

最後に、喫煙は健康上の問題を数多く引き起こします。老化の進行を早め、さまざまな慢性疾患を引き起こし、多くの場合、これらの疾患は不可逆的なものです。毒素によって体が高度に汚染され、視力障害や視力低下の進行を早めます。目の健康を考えれば、禁煙は極めて重要です。 

さらに、適度に太陽光を浴びることは、ビタミンDの生成促進など健康上のメリットをもたらしますが、過度に太陽光を浴びた場合は、目の損傷を引き起こす可能性があります。常に、太陽による過度のダメージから目を保護することが大切です。太陽光の下で長時間過ごす場合は、紫外線カット機能のある眼鏡の着用をお勧めします。

参考情報:

本記事の執筆にあたって調査をサポートしてくれたMiriam Hernandez氏(理学士)に特別な感謝の意を表します。

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