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夏によくある健康問題に役立つサプリメントベスト5

著者:ニコール・クレイヴン、医学博士

この記事の内容:


陽気が良くなると、バーベキューをはじめ、ハイキングやキャンプといった野外活動、海水浴など楽しい行事やイベントが盛りだくさんですが、それゆえに生活リズムが乱れがちで、体調が崩れやすい時期でもあります。普段食べ慣れない物を食べたり、いつもなら水で済ませる場面にカクテルが登場したり、リラックスタイムがおろそかになったり、熟睡できなくなったりすることがあるかもしれません。

しかも、強い日光や乾燥した熱気にさらされたり、濡れた水着を着たまま過ごしたりすると、体を包んで守ってくれる皮膚がダメージを受け、肌老化の原因となります。

というわけで、脱水症、腹部膨満感、便秘、発疹、過敏性、疲労など、夏に多い健康上の悩みに対処するために、消化、睡眠、水分補給、皮膚の保護に役立つ実用的なアドバイスの他、経口サプリメントや外用剤などを取り入れた簡単な方法をご紹介しましょう。

1. 電解質、水、脱水症

私たちの細胞に不可欠な水は、肌のシワや便秘を防ぐためにも欠かせない存在であることはよく知られています。ところが、大手スーパーなどで販売されているスポーツドリンクのほとんどには砂糖、人工甘味料、人工色素が大量に含まれているため注意が必要です。そういった製品は、たとえメリットがあるとしても、有害性も否定できません。

温暖な季節は、良質な製品選びにこだわり、体の水分に電解質を加える必要があるかもしれません。重要な電気的接続を全身で行うために個々の細胞が必要とする電解質は、大量に発汗すると枯渇してしまいます。適度な運動と過度の発汗による疲労の主な原因は、塩分カリウムマグネシウムなどの電解質減少です。また、水に電解質を毎日加えることでエネルギー回復を実感できるのは、摂取後30分以内が多いようです。

特に効果的な処方はありますか?細胞構成に近いという理由から、糖分や着色料が無添加の液体電解質をお勧めします。その効果を最大限に引き出すには、摂取量1回あたりの塩分とカリウムの含有量が150mg以上のものを選ぶことも大切です。必要に応じてコップ1杯の水に加えて簡単に飲める滴剤が便利です。

なお、電解質は不足分を補うのに十分な量の水を飲んでこそ機能するものです。滴剤を摂取しても、暑い時期には想像をはるかに超える速さで電解質が喪失します。汗をかいたり、あまり水を飲まなかったり、太陽の下で過ごす時間が長いと、腹痛を伴う便秘につながり、症状が何日も続くことがあります。

そこで、以下3つの簡単なステップに従って、外出先でもしっかり水分を補給しましょう。

  1. 車の運転中でも飲みやすく、暑さ対策にもなる良質かつ環境にやさしいボトル入りの水を選びます。
  2. また、プラスチック不使用のウォータータンクかクーラーボックスを備えておくと車での移動に便利です。
  3. 約1時間おきに、ウォータータンクの水をボトルに移し替えます。朝と帰宅時はもちろん、手元に電解質がある時もボトルの水に加えておきましょう。タンクが空になったらすぐに水を入れます。こうしてこまめに水分を補給していれば、予定のイベントに備えて安心です。

2. プロバイオティクスと便秘予防

プロバイオティクスのサプリメントは、健康な消化管に生息することで知られる生きた菌と酵母の組み合わせです。プロバイオティクスは、痛みのない規則的な消化を保つなど、多くの健康目的に役立ちます。腸内に生息する特有の微生物の集合体はマイクロバイオームと呼ばれます。有効微生物にはさまざまな菌株があり、消化管で活発に増殖すれば、脳機能にも有益であることが最近の研究で示されています。

プロバイオティクスのコロニー(マイクロバイオーム)が乱れると、悪玉菌の異常増殖を引き起こし、下痢、便秘、吐き気などの症状につながります。これは、ウイルスや抗生物質曝露(ばくろ。有害な物質などにさらされること)をはじめ、砂糖の他、加工食品に含まれる化学物質摂取が原因と見られます。

夏休みなどの休暇中は、細菌のバランスが乱れがちの食事や生活習慣で腸に負担がかかりやすくなります。そんな時、適切な用量のプロバイオティクスで補えば、バランスを回復しやすくなると考えられます。

市販されている数多くの製品の中から選ぶコツとは? ある大規模な研究では、特定の菌株が大幅に消化機能障害(胃腸障害)を緩和することが示されました。プロバイオティクス製品を選ぶ際は、ラクトバチルス・ラムノサス、ラクトバチルス・ロイテリ、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・インファンティス(特に子供用。乳児型のビフィズス菌)、サッカロミセス・ブラウディといった菌株が含まれているか確認しましょう。

3. 腹部膨満感には消化酵素

ステーキやチーズなどこってりした物を食べると胃がもたれませんか?普段食べ慣れないものが胃に入ると消化しにくいものです。旅先で快適な食事を楽しむなら、食物をしっかり分解し、膨満感や胃痛の緩和が期待できる消化酵素をお勧めします。食前に通常用量の1~2錠を摂取することで、消化液の流れの維持が図れます。

4. 心身のリラクゼーションにはマグネシウム

マグネシウムは体中で複数の役割を果たし、夏に頼りになる強力なサプリメントの筆頭と言えます。睡眠に欠かせないミネラルでもあるマグネシウムの脳内濃度を高めることで、筋弛緩(きんしかん。筋肉の緊張がほぐれること)や、 学習能力、落ち着き、リラクゼーション効果アップにつながります。マグネシウムが不足するとイライラや不穏状態(落ち着きがなく、時には興奮状態も)の原因となります。消化管の筋肉内でマグネシウム濃度が上がると便通が刺激されます。

というわけで、なかなかリラックスできなかったり、不規則な便通にお悩みの方は、毎晩マグネシウムを摂取することをお勧めします。中でも、特に脳をリラックスさせるマグネシウム形態としてグリシン酸マグネシウムが知られており、また、規則正しいお通じに定評があるのがクエン酸マグネシウムです。

5. 天然ミネラルの日焼け止めとボディバームが肌の加齢とダメージを防止

ツヤのある若々しいお肌を保つために欠かすことのできない夏の2大ポイントは、なんといっても紫外線対策と徹底した保湿です。

さまざまなタイプの日焼け止めが手に入る昨今ですが、最も一般的な紫外線防御剤である酸化亜鉛が大量に使用されています。酸化亜鉛やナノ酸化亜鉛は、米国食品医薬品局(FDA)は安全としているものの、規定量を超えると毒性があることもわかっています。汗の量に応じて1時間毎などなるべく頻繁に日焼け止めを塗り直す必要があることを考えると、ハーブとミネラルの相乗効果を利用して(しかも亜鉛濃度を抑えて)有害な紫外線ブロックするオーガニックミネラルの日焼け止めを選ぶのが賢明と言えるでしょう。

常に顔と全身を保湿するのと同じく、その日の予定に関わらず毎朝必ず日焼け止めを顔に塗ることが大切です。さらに潤いが欲しい時は、ヒアルロン酸アロエベラ配合の製品を日焼け前後のケアに取り入れましょう。シアバターやココナッツオイル配合の製品も、乾燥した肌のバリアに浸透し、潤いを長時間持続させる効果が期待できます。

これらの必須アイテムを夏のサプリメント習慣に取り入れ、強い日差しにも負けない輝くお肌を手に入れましょう。

参考文献:

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