料理へのコラーゲンパウダーの取り入れ方

執筆者: アリサ・バジェナル, RD
コラーゲンは人体の中で最も豊富なタンパク質であり、結合組織を体系化します。つまり、私たちを繋ぎ合わせてくれる接着剤です。コラーゲンは、私たちの骨、腱、靭帯、腸、髪および爪に存在します。残念ながら、年を取るにつれて体内のコラーゲンは減っていきます。(この減少は早くも20代と30代に始まります)コラーゲン生成はまた、日光に晒されたり、喫煙、砂糖およびアルコールの過剰摂取といった特定のライフスタイル要因によって妨げられることがあります。コラーゲン生成能力が低下すると、皮膚が薄くなる、しわ、関節と筋肉の痛み、さらには消化の問題など、老化の徴候につながります。
最近コラーゲンが話題になっているのはなぜ?
コラーゲンを摂取することで、老化の症状のいくつかを逆行させることができると考えられています。コラーゲンパウダーやサプリメントは最近人気を博しています。しかし、研究結果はどうでしょうか? コラーゲンサプリメントの摂取に関する研究は限られていますが、皮膚の弾力性としわの深さの改善については有望なようです。ある研究では、ペプチド形態のコラーゲンを8週間定期的に摂取した女性のしわが20%減少したことが明らかになりました。
事実、コラーゲン服用後の健康な髪と爪、良好な傷の治癒、および骨・関節痛の減少が報告されています。
食生活にコラーゲンを取り入れるには?
コラーゲンは、様々なサプリメントの形状、骨スープ、およびパウダー状で見つかります。コラーゲンパウダーには、コラーゲンタンパク質とコラーゲンペプチドの2種類があります。2つの主な違いは消化性です。
コラーゲンタンパク質は液体と混ぜると消化とゲル化に時間がかかり、レシピでは格好のとろみの素になります。(とろみとして使用するには、熱い液体と混ぜて、レシピに追加する前に5〜10分間冷ましてください。)コラーゲンタンパク質を使って、オムレツ、デザート、自家製のアイスクリームにタンパク質を追加することもできます。
コラーゲンペプチドパウダーは、アミノ酸が加工により分解されるため、消化しやすいです。コラーゲンペプチドは液体と混合してもゲル化しないので、温かい飲料や冷たい飲み物と簡単に溶け合います。朝のコーヒーやスムージーにコラーゲンペプチドを加える人が多数です。
コラーゲンペプチドは、オートミール、パンケーキ、ワッフル、またはマフィンに加えることもできます。またはフムスやワカモレといったお好みのディップに混ぜてみてください。
ビタミンCをお忘れなく!
ビタミンCは体内でのコラーゲン形成に不可欠です。コラーゲンを食生活に補充しても、ビタミンCを十分に摂取しないと、お目当てのメリットを逃してしまうでしょう。ビタミンCは水溶性のビタミンで、体内に保存されないため、毎日食事に取り入れる必要があります。
ビタミンCの最高のソースは、ピーマン、ブロッコリー、キウイ、オレンジ、イチゴなどの果物や野菜です。多くのコラーゲンサプリメントにもビタミンCが含まれています。
イチゴとケールのコラーゲンスムージー
材料:
- コラーゲンペプチドまたは水溶性コラーゲンパウダー 1スクープ
- 甘くないアーモンドミルク 240ml
- 冷凍ブルーベリー 1カップ
- 生または冷凍イチゴ 山盛り1カップ
- 生のケールの葉 圧縮して1カップ
- バナナ 1本
- ナッツバター 大さじ1
- 挽いたシナモン 1つまみ
作り方:
- すべての材料をブレンダーに入れ、滑らかになるまでブレンドします。
コラーゲンプロテイン入りパンケーキ
材料:
- 卵 3つ
- 甘くないアーモンドミルク 1/4カップ
- ココナッツオイル、溶かしたもの 大さじ4(調理用 大さじ1)
- ピュアメープルシロップ 大さじ1
- コラーゲンペプチドパウダー 大さじ6
- ココナッツ粉 1/3カップ+大さじ2
- ベーキングソーダ 小さじ1/2
- 塩 小さじ1/8
作り方:
- 大きなボウルで、卵、アーモンドミルク、ココナッツオイル大さじ3、メープルシロップ、コラーゲンパウダーを泡立て器で混ぜ合わせます。
- ココナッツ粉、ベーキングソーダ、塩を加えてよく混ぜます。
- 中火にかけた大きなフライパンで残りのココナッツオイルを熱します。
- お玉で約1/4カップの生地をフライパンに流し入れ、両面がきつね色になるまで調理します。