ヘルシーな自家製ビーガンアップルサイダー
夜が長くなり、寒い季節が近づいています。ホット(マルド)アップルサイダーは、温もりとスパイスで寒さに対抗します。ただし、市販のサイダーの多くには、加工された砂糖や保存料などの添加物が含まれています。このレシピで、砂糖を加えずに美味しいアップルサイダーを作る方法をご紹介しましょう。
自家製法
自家製サイダーは、ヘルシー、簡単、美味しい、と三拍子揃っています。無糖のリンゴジュース使用のサイダーだから、含まれる糖は果糖のみ。このレシピは当然ビーガンで、特定の食生活に応じて材料を加えたり省いたり自由自在です。柑橘類を避けたい人は、オレンジの代わりに梨を使うと良いでしょう。また、ホールスパイスの代わりに、あらかじめ挽いてある香辛料を使用すれば手間が省けます。この記事の末尾では、自己流のサイダーレシピに工夫する際のバリエーションをご紹介しています。
加温スパイスの効能
ここで使用するスパイス は、シナモン、オールスパイス、クローブ、ナツメグなど、体内温度の上昇と血行改善を助ける加温効果のあるスパイスです。これらのスパイスが持つ多くの効能に関する研究が進行中です。中医学で、これらは「陽」のスパイスと呼ばれます。この種のスパイスは体を活性化し、個人のエネルギーである「気」の流れを刺激します。日に日に寒さが増す中、陽のスパイスをより多く体内に取り入れることで、エネルギー値の維持に役立ちます。
自家製アップルサイダーレシピ
材料 :
- 加糖されていないアップルジュース 6カップ
- リンゴ 2個
- オレンジ 1個
- 生クランベリー 1/2カップまたはドライクランベリー
- 1/4カップ
- シナモン スティック 1本
- オールスパイス
- 小さじ1
- クローブ 小さじ1
- ナツメグ 小さじ1/2
作り方 :
- リンゴとオレンジを洗い、四等分に切ります。クランベリーを洗います。
- 材料をすべて鍋に入れて煮立てます。
- 煮立ったら弱火にして、1〜2時間煮込みます。長時間煮込むほど、風味が増します。水位が下がり過ぎた場合は水を足します。
- 出来上がったサイダーから果物とスパイスを取り出します。
- グラスかカップに注いでお楽しみください。
これは、スロークッカーでの調理に最適なレシピです。冷蔵庫で最大1週間保存可能です。
自家製アップルサイダーに趣を添えるひと工夫
- 四等分に切ったレモン1個とライム1個を加えると、見た目が明るく、甘味を抑えたサイダーになります。これで、陽のサイダーに酸味の「陰」が少々加わって絶妙のバランスが生まれます。
- 生ショウガ約2.5cmと唐辛子1本を加えると、さらにスパイシーなサイダーが出来上がります。
- メープルシロップまたはハチミツ ¼カップを加えてサイダーに甘味を加えても良いでしょう。
- リンゴの代わりにパイナップル1カップとマンゴー1カップで作るとトロピカルサイダーになります。とにかく、新鮮な果物なら何でもこのレシピの材料と交換できます。
- ターメリック(ウコン)、ショウガ 、黒コショウを加えれば、ビーガンゴールデンサイダーが出来上がります。ターメリックは、炎症の軽減と胃障害の緩和に役立つことが研究で示されています。

この記事はiHerbスタッフライターにより書かれています。