良質な食品やオイルなど、体には最高の栄養だけを取り込むことが大切です。オレガノオイルは、健康的な生活習慣に欠かせないものとなりそうです。この天然の植物油にはさまざまなメリットがあり、幅広い体の不調や疾患への効果が期待できます。

オレガノオイルとは

意外に思われるかもしれませんが、オレガノオイルは、ラザニアやマルゲリータピザなどお馴染みのイタリア料理に使われる乾燥ハーブから作られているわけではありません。伝統的なオレガノオイルは、シソ科のオレガノ(学名 Origanum vulgare)だけでなく、同じくシソ科でタイムの仲間であるイブキジャコウソウ属の多年草(Thymus capitatus)の葉と花から抽出されます。抽出されたオイルは標準的なボトルに瓶詰めされ、(料理の材料または外用として)家庭で使用されます。

オレガノオイルの効能

オレガノオイルは、ほんの2〜3滴でほとんどのメインディッシュに使用できます。日常生活にオレガノオイルを取り入れることで期待できる効果のうち、特に広く知られているものは以下の通りです。

アレルギー

抗ヒスタミン剤は、季節性アレルギーや通年性アレルギー対策として市販薬・処方薬ともによく使用される薬剤ですが、オレガノオイルには抗ヒスタミン成分が含まれています。つまり、オレガノオイルそのものが強力な抗ヒスタミン剤であるため、環境要因を原因とするアレルギーを抑える働きがあり、ぜんそくなどの呼吸器疾患の予防にも有望です。

消化補助

健康な消化機能は、特に年齢を重ね、新しい食習慣や生活習慣に適応していく上で極めて重要です。オレガノオイルは、胆汁の生成を助け、完全かつ規則正しい健康な消化を促進します。

痛みの緩和

オレガノオイルは、適切なベースオイル(エッセンシャルオイルなどを薄めるのに使用する植物油)と混ぜて塗布することで、痛みを和らげるのに役立つことが知られており、(ベースオイルと混ぜたものを)直接肌に塗ると温感効果もあります。なお、オレガノオイルの原液は皮膚を刺激しやすいため、必ずベースオイルに希釈して使用しましょう。

感染症対策

オレガノオイルに含まれる化合物は、細菌感染症に効果があることが知られていることから、日常生活にオレガノオイルを取り入れることで免疫力向上が図れるでしょう。

抗酸化物質

オレガノオイルには多数の抗酸化物質が含まれており、炎症や細胞損傷を防ぐだけでなく、全身に発生する多様ながん種を予防する可能性もあると考えられます。

皮膚疾患

オレガノオイルは、白癬(はくせん。糸状菌によって起こる皮膚感染症。水虫、たむしなど)をはじめ、イボや口内炎から、辛い皮膚腫瘍まで、皮膚疾患の手当てにも用いられます。また、適切なベースオイルに希釈したオレガノオイルは、ニキビの改善にも役立ちます。

このように、ほんの数滴のオレガノオイルに大きな効果が期待できます。