ページ 1 - レビュー - Oregons Wild Harvest, Organic Milk Thistle Dandelion, 90 Organic Vegan Capsules - iHerb
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【肝臓の役割】・・・大まかに二分される。一つは解毒で、腸から吸収された栄養は、まず肝臓に入り、体にとって不要な物・毒となるものを分別して、体外への排出ルートへ送り出す。もう一つは、腸から吸収された栄養を作り変え、体内で利用し易い形にして全身に送り出す。 肝臓は二段階の解毒作用を行い、第一段階(フェーズ1)では、毒素や薬物を含む脂溶性物質を、シトクロムp450酵素が, 中間分子に代える。この時点で、より水溶性になってはいるが、まだ排泄されるには十分ではない。第二段階(フェーズ2)では、第一段階で作られた中間分子が、グルタチオン、硫黄、メチル基など他の物質に付き、肝臓から胆汁に入って排泄されるのに十分な水溶性化合物となる。 【CYPとは】・・・肝臓の代謝に関与する酵素ファミリーの総称。その種類は100種以上。肝臓において解毒を行う酵素として知られているとともに、ステロイドホルモンの生合成、脂肪酸の代謝や植物の二次代謝など、生物の正常活動に必要な様々な反応に関与している。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 【マリアアザミ】・・・地中海沿岸原産のキク科の二年草。肝臓に対して薬理学的な効果をもたらすと言われている植物。 種の中に、シリマリンと言われる有効成分を含み、傷ついた肝細胞の修復を助けるとされている。シリマリンは、主に、毒物が肝細胞内に進入するのを防いだり、細胞内に進入してしまった毒性物質を無毒化する働きを持つ。シリマリンを豊富に含んだマリアアザミは、近年では肝機能改善のサプリメントとして利用されている。ヨーロッパ各国、中国、韓国などでも、肝臓の治療薬として認可されており、副作用のない植物性の肝臓薬として、脂肪肝、肝炎、肝硬変、胆石、急性ウィルス性肝炎、アルコール性肝障害、肝機能障害などに有効で、肝臓だけでなく、腎臓や胆のうなどの周辺臓器にも作用する事が分かっているので、滋養強壮、抗酸化作用、利尿作用などの効能もある。 摂取量の目安は、シリマリンという有効成分を70~80%含有するマリアアザミのエキスなら、250mgを1日2回まで。また、挽いたマリアアザミ種子なら15gまでとされている。マリアアザミは必要以上に摂取すると下痢などの症状が出る場合があるので、注意が必要。 マリアアザミは安全性が高く、基本的に副作用のないハーブと言われているが、肝臓病の投薬治療で、CYP2D6と云う、肝臓の薬物代謝酵素を作り出す遺伝子に作用する薬を投与されている場合、また、メトロニダゾール(ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌に使用される)と云う抗菌薬を使用している場合は、薬の作用に影響する場合があるので、使用する前に必ず医師に確認する事。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 幼少期から疲れ易い体質で、10年位前から体調が下降し始め、徐々に悪化の一途を辿って行き、あらゆる症状に悩まされる。 一昨年、副腎機能低下症候群との診断が下る。そして昨年、遺伝子検査の結果、肝臓の代謝酵素に、複数の多型と欠損がある事が判明(フェーズ1、フェーズ2共に)。 簡単に言ってしまうと、先天的に、肉体的・精神的を問わずストレスに弱い、重金属を含めた有害物質を代謝する能力が弱い、活性酸素を除去する能力が弱い(健常者の1/4程度しか機能していない)、ミトコンドリアの活動が弱い、そして全身症状を招いて行ったと、そう云う事らしい。 そして、昨年末の人間ドックの結果、肝臓と腎臓と脳(大脳白質部分に小血虚と脱髄巣あり)がC判定で要経過観察、その他は全てA判定。 これ迄の、生殖・副腎・自律神経・視床下部等を含めた内分泌系トラブル(PMS、不妊、子宮内膜症、子宮筋腫、不眠、鬱様症状など)や、脳の問題(蓄積した水銀の所為で脳細胞や脳神経が部分的に破壊されたらしい)、眼精疲労、歯周病(ホルモン代謝の不活性で)、腎臓機能の低下(肝臓が弱ると腎臓も引きずられる)、心臓の不調(痛み・動悸・頻脈)、腸炎なども、全ての要因は肝臓にあったのだった。 現在、治療を担当して下さってる医師からは「貴女の場合、生まれつきの体質の問題だから、治療が終了しても、サプリメントを全て止めてしまう事は出来ないと思う」と言われている。 ウコン、しじみ、ブロッコリ・スプラウト(肝臓のフェーズ2を活性化)、Rリポ酸、ユビキノール(還元型CoQ10)、オメガ3&オメガ6、アダプトゲン・ハーブ等、色々なサプリメントを試してみるも、ごく一部を除いて、効果はいまひとつ。 前から気にはなっていたものの、今迄に、副作用はない筈のハーブ(やその他のサプリメント)でも不調になった経験があるだけに、迷いに迷って、いよいよマリアアザミを摂ってみる事に。 1日2回、昼食後と夕食後に1カプセルずつで、現在、2瓶目をリピート中ですが、ぼちぼち、底上げ効果は感じてます。 ただ、見えない蓋があるみたいに、それ以上は、なかなか上がれない感じもしてます。 でもこれは、自分の状態が悪過ぎる所為で、このサプリメントだけでは不十分、と云う事なんだろうとも思ってます。 医師の治療も継続しながら、マルチビタミン&ミネラルやビタミンCをベースに、こちらのサプリメント、意外に効いた青汁(グルタチオンの前駆物質含有)、脳や肝臓の助けになるレシチン(Phosphatidylserine & Phosphatidylcoline含む)なども併用し、一進一退を繰り返しながら、薄皮を剥がすように、じわじわと体調は上向いて来てまして。 今後は、以前、摂っていて、肝臓強壮作用のあるSchizandra(五味子)を再開し(自分の場合は睡眠障害に効いた)、様子を見ながら、肝臓と腎臓をケアして眼精疲労を和らげる漢方薬(杞菊地黄丸)も開始する予定です。 遺伝子は変えられないので、生涯、対策を講じ続けなければならないのは正直面倒だけど、「肝心要の言葉通り、癌、腫瘍、脳梗塞、肝硬変、腎不全、心筋梗塞、あらゆる病気のリスクが高い体質」と、世話になっている医師に真顔で言われてしまえば、面倒がってる場合じゃねぇなと。 毎月の治療費(保険適応外の事も)や、サプリメント代もバカにならないけど、仮に本当に病気になってしまった時の事を考えれば、「未病」でギリギリ踏み留まっている、今の内に何とかしなくちゃなと。 当面、こちらのサプリメントはリピートする予定です。