昨年、副腎疲労＝副腎機能低下症候群を発症し、クリニックでの受診・検査を経て、現在も療養中。
副腎疲労、有害重金属の蓄積、カンジダ菌の腸内異常繁殖、栄養素不足、慢性的な炎症傾向の肝臓、動悸や頻脈、自律神経やホルモンバランスの乱れ等々、多岐広範な症状に悩まされています。
副腎は、超過労働を強いられると、その副産物で、大量の活性酸素が発生し、体内での処理が追いつかなくなるのだそう（昨年から、白髪が不自然な勢いで一気に増えた）。
活性酸素には、スーパーオキシドやヒドロオキシラジカル（フリーラジカル）、過酸化水素や一重項酸素（厳密にはフリーラジカルではない）と、種類があり。
白髪になるメカニズムは、まだ全容が解明されておらず、諸説入り乱れているのが現状だけど、近年、過酸化水素を原因とする説が目につくように。
過酸化水素を分解する酵素は、加齢と共に減少して行くのだけど、先天的に、その酵素が少ない体質の人だと、年齢が若くても、白髪になる可能性は高くなるとか（しつこいようだけど、諸説ある内の一説）。
過酸化水素を分解する酵素はカタラーゼで、このサプリメントには、カタラーゼが高い割合で配合されているので、それがコレを選んだ理由（白髪に効いた！と云う、英語のレビューもあったし）。
順番が前後したけど、メインは、タンパク質を分解する酵素のプロテアーゼ（胃に食物がない時は、人体組織の修復を行う）、他に、スーパーオキシドを分解するSOD、αリポ酸（効能は色々あるけど、水銀や鉛等の有害重金属の排泄を促す硫黄成分を含有）、グルタチオン（肝臓の解毒作用を高める）も配合されていて、検査で、肝臓に慢性的な炎症傾向がある（有害重金属蓄積の所為）、と診断された自分には良さそうだなと。
でも、人体トップクラスの抗酸化・解毒作用を持つグルタチオンだけど、サプリメントで経口摂取しても、胃酸で消化されて体内には殆ど吸収されない、と云う説が一般的なようで、配合されてるグルタチオンには、あまり過度な期待はしないでおく。
で、毎日・夕方（15～16時位）の空腹時に1カプセル、1ヶ月ばかり摂取してみたけど・・・白髪には全く変化なし、体調にも特に変化なし。
現在、400～500本の白髪があり、以前、しじみのサプリメント（成長ホルモンの分泌を促すオルニチンが豊富）を摂ってた時は、10本位、根元が黒く戻ってる白髪が現われたりしてたけど、こちらでは1本すら黒く戻ってない(笑)。
1ヶ月で判断するのは早い、と云う向きもあろうけど、自分はサプリメント類への反応が早い体質なので、判断の目安には充分。
活性酸素の除去に関しては、視認も知覚も出来ないので何とも言えないけど、期待した白髪への効果が見られないなら、この製品でなきゃいけない理由はなく、別の抗酸化サプリメントを買えばいいやと。
そんな訳で、こちらのリピートはなし。
クリニックの先生も言ってたけど、どうやら自分の白髪の原因は、過酸化水素ではなく、ミネラル不足みたいですね（今摂ってるMVMを、もっとミネラル類の比率が高い製品に替えます）。
この先は、CoQ10（ユビキノール）を試してみる予定です。
